*記事内のリンクには広告を含みますが、実際に訪れた正直なレビューです。ぜひご参考になさってくださいね。
少し前の話になりますが、今年の夏は東京都墨田区にあるたばこと塩の博物館で開催中の「からだの中の塩」展に行ってきました。
2歳の息子には難しいですが、5歳の長男にはいろいろと刺激になったようです。
(と私は感じています)
少しばかりまとめてみましたので、来年の夏休みにお子さんと訪れてはいかがでしょうか?
減塩が大切な風潮になっていますが、食塩が体の中でどのように働いているのか知ると視点が変わるかもしれませんよ。
たばこと塩の博物館の概要
今回、家族で訪れたのは東京都墨田区のスカイツリーから徒歩10分程度にある「たばこと塩の博物館」です。
”からだの中の塩”展が夏休み限定企画で行われていると知り、食べ物や体のしくみを理解する何等かのきっかけになればと思い訪ねてみました。
「たばこと塩の博物館」とは?
当時専売品であった「たばこ」と「塩」の歴史と文化をテーマとする博物館として、日本専売公社(現・日本たばこ産業株式会社)により設立され、1978(昭和53)年11月、渋谷の公園通りに開館しました。
たばこと塩に関する資料の収集、調査・研究を行い、その歴史と文化を広く紹介しています。
2015年4月25日(土)、墨田区横川に移転・リニューアルオープンし、特別展も開催しています。
今回は、2023年7月下旬~8月開催の「「第44回夏休み塩の学習室 なにしてる?からだの中の塩」特別展に行ってきました。
アクセス
【たばこと塩の博物館】
住所:東京都墨田区横川1丁目16-3
開館時間:午前10時~午後6時
休館日:毎週月曜日
主なアクセス時間は次の通りです。
●「東京スカイツリー駅」より徒歩約10分
●「押上(スカイツリー前)駅」より 徒歩約12分
●「本所吾妻橋駅」より徒歩約10分
スカイツリーからは大通りをまっすぐ歩いていくと着くので、迷うことなく行くことができました。
入館料
大人・大学生 100円
小・中・高校生 50円
満65歳以上の方 50円
とても良心的な金額ですので、スカイツリーへ出かけた際に足を運んでみるのはおすすめです。
「からだの中の塩」展に行ってきた話
たばこと塩の博物館の一部スペースを使用して特設された「からだの中の塩」展は、5歳の子どもでも楽しめる展示になっていました。
特設フロアに入ると、まずパンフレットを受け取ります。
すぐに目に入るのが”からだの中にある塩の量を調べるコーナー”です。
のるだけで身体の中の塩の量がわかるという不思議な体重計、息子たちは興味深そうに順番にのっていました。
ワークシートに書き込むこともできるので主体的に見てまわることができます。
その先にあるのが、”からだの中のそれぞれの場所で塩が働いていることを調べるコーナー”です。
ここでは、大きく横たわった人のパネルをめくることができたり、映像や子どもにも分かりやすい言葉で説明された展示があります。
↑先ほどのこの画像と同じ大きなパネルがありました。
ワンフロアのスペースになるので、1周するのにそれほど時間はかかりません。
(興味があるかないかによってももちろん変わりますが)
これまで特別”塩”に興味があった息子ではないですが、訪れてから1か月程経った今でもパンフレットを見返すことがあるので、何らかの形で記憶に残っているのかなと感じています。
日本人は特に塩を摂りすぎていると言われ、食生活においては”減塩”が叫ばれていますが、塩は身体の中で重要な働きをしています。
健忘録もかねて少し記載しました。
血液には、塩が約0.9%の濃さで溶けておりこの濃度がいつも保たれています。
この濃度が保たれた塩水が細胞周りにあることで、細胞はきちんと働くことができるのです。
この血液の濃度が薄くなると細胞に水が入り込んで破裂してしまったり、濃いと細胞から水が水出され縮んでしまいます。
神経細胞の周りは、いつも同じ濃さの塩水につつまれています。
じつは「電気信号」の役目をしているのが塩。
まわりの塩水にある塩(Naイオン)が「神経細胞の中に入ること」が信号の正体です。
消化されてできた「アミノ酸」や「ブドウ糖」は小腸から血液に入ります。
その際、栄養素は塩と一緒でないと小腸の改札(管を作っている細胞)を通り抜けられません。
このように聞くと塩は身体の中でとっても重要な働きをしていることがわかりますよね。
このほかにも「へぇ~そうなんだ」と大人でも楽しめる知識がたくさん学べる特別展でした。
塩の摂り方について今一度考えたくなるよい機会になりました!
その他、例年開催されているらしい「塩の実験室」は対象年齢(小学3年生~中学3年生)に達していないため参加できませんでしたが、息子が大きくなったら参加してみたいです。
2023年「第44回夏休み塩の学習室 なにしてる?からだの中の塩」についての詳細は公式サイトでもご確認できます。
塩の大切さについて子供と学ぶ
たばこと塩の博物館の夏休み特別展「なにしてる?からだの中の塩」では、幼児から大人まで楽しく塩の働きについて学ぶことができます。
【たばこと塩の博物館】
住所:東京都墨田区横川1丁目16-3
開館時間:午前10時~午後6時
休館日:毎週月曜日
入館料:大人・大学生 100円 小・中・高校生 50円
夏休みに墨田区を訪れた際には足を運んでみるのはおすすめです。
お子さんと一緒に食育や体の仕組みを学ぶ機会に利用されてはいかがでしょうか。
お子さんがからだのしくみについて学ぶならこちらの本もおすすめです↓
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