*記事内のリンクには広告を含みますが、正直にレビューした内容です。ぜひご参考になさってくださいね。
・学研の「算数図鑑」が人気らしいけれど本当に良いのかな?
・図形について学べるおすすめの図鑑について知りたい
・学研の「算数図鑑」は何歳からがよいのかな?対象年齢は?
親としてお子さんに良い本や図鑑を買ってあげたいですよね。
今回は15万部以上のベストセラーとなっている学研の「さわって学べる算数図鑑」を1年以上使う我が家がこれらの疑問についてまとめました。
現在5歳の長男は、この「算数図鑑」を暇なときに眺めたり、いじったりと愛用しています。
人気の理由を知る手がかりになると思いますので、本の対象年齢や内容全般をはじめレビューを参考にしてみてくださいね。
めっくたり、引っ張ったり、折ったりと手や目を使いながら学べるこの「さわって学べる算数図鑑」はお子さんの算数への興味関心を広げてくれると思いますよ。
さわって学べる算数図鑑(学研)とは?
大人気の学研「算数図鑑」についてまとめました。
算数好きのお子さんに育つきっかけ作りにおすすめです。
「さわって学べる算数図鑑」(学研)とは?
「さわって学べる算数図鑑」(学研)とは体感しながら算数が学べる図鑑です。
教科書で学ぶ算数は頭の中で考えることが多く、一度苦手意識がつくと嫌いになりがちです。
算数が苦手なお子さんが多いのも、体感が少ないままに教科書で勉強しようとしたことが1つの原因かもしれません。
「さわって学べる算数図鑑」では、足し算、掛け算、分数から、図形や立体まで、算数に関する様々なことを、しかけを通して体感できます。
例えば”立体組み立て”のページはこちらです。
立方体をはじめ、円錐や、三角柱など様々な展開図を自分で組み立てることができるようになっています。
その図形を使った身近なものも紹介しており、完成図もすぐ隣にイラストがあるのでイメージしやすいです。
三角柱⇒昔のテントの形について説明
円柱⇒缶詰の豆知識
このようにいろいろな視点から文章が書かれているので、興味関心を抱きやすいようになっています。
また、”へんしん いろんな形”のページはこのような感じです。
身の回りの”〇角形”が三角形に分解できるなど、生活しているだけでは気づかない視点で図形をみることができとても楽しく学ぶことができます。
他にも、正三角形を中心から広げると正六角形になりますが、言葉の説明や頭で理解しようと思うと難しいですが、このように展開するとすぐに理解できますね。
ここまで図形のページをご紹介しましたが、算数についてはこのようなページがあります。
上記写真は”10を作ろう”というページです。いろいろな元の数から10を作ります。
開き部分をめくることで元の数と合わせて10を作れることが分かります。
このように並んでいると左側(青)が1増えるごとに、右側(オレンジ)が1減るということにも気づきやすそうです。
このように「さわって学べる算数図鑑」は頭だけでなく、「動かす」「開ける「組み立てる」などの手や目を使うことで数や図形について理解しやすくなっています。
「さわって学べる算数図鑑」の対象年齢は?
学研の公式サイトでは、「さわって学べる算数図鑑」の対象年齢については以下の記載がありました。
対象年齢:小学校1年生~6年生
すべての文字にルビがついており、小学校1年生を目安に作成されているようです。
一方、個別指導塾を経営され、TV出演経験もある小川大介先生のご著書、”頭がいい子の家のリビングには「辞書」「地図」「図鑑」がある”では図鑑を与えるのは「早ければ早いほどいい」とお話されていました。
早めに与えることのメリットについては以下があります。
・見慣れておくことで将来の勉強がスムーズになる
・前倒しで学ぶ(触れる)ことでゆっくりと進められる
親子で幼い頃から図鑑に親しむことで、図鑑は楽しいものや、おもしろいことが載っているとの認識ができます。
小川先生いわく世間一般の学習年齢の3年前くらいに与えておくと余裕をもって成長を見守ることができるそうです。
我が家の息子も4歳くらいからお世話になっていますのでレビューのほうも参考になさってくださいね。
算数図鑑シリーズ「図形図鑑」との違いは?
まずは、学研の算数図鑑シリーズについてご紹介します。
第1弾が今回ご紹介している「さわって学べる算数図鑑」です。
公式サイトでは内容について以下のように説明されています。
足し算、掛け算、分数から、図形や立体まで、算数に関する様々なことを、しかけを通して体感できる図鑑です。説明を読んだり、計算したりするだけではわからなかったことも、いろいろな種類のしかけを使って直感的に理解できます。
引用元:学研公式サイト
そして第2弾は、「まわして学べる算数図鑑 九九」です。
対象年齢は、同じく小学1年生~6年生となっています。
公式サイトの説明は以下です。
今度はかけ算(九九)のしくみや計算のしかたを、回したりめくったり様々なしかけで体感できる。説明を読んだり、計算するだけでは分からなかったことも、しかけを通じて直感的に理解することができる。
引用元:学研公式サイト
現在発行されているシリーズの最新版となる第3弾が「さわって学べる 図形図鑑」です。
こちらの対象年齢は、5歳~6歳です。
公式サイトの説明はこちらです。
たくさんのしかけをさわって、遊びながら図形のセンスが身につきます。理屈ではなく直感で理解できるから、算数が苦手なお子さんや、年中・年長さんから楽しめます。入学・進級のプレゼントにもぴったりの一冊。
引用元:学研公式サイト
「図形図鑑」のほうは幼児向けに作られていたんですね!
📕新刊ココ読んで!
— 学研の図鑑LIVE 〈公式〉Gakken (@gakken_zukan) November 17, 2021
『さわって学べる図形図鑑』
▼ ▼ ▼
✅カラフルな生き物が、じつは図形⁉
「平面の形」
✅ふしぎな宇宙人が「立体」にへんしん✨
「立体組み立て」
✅左右の形をくらべてみよう‼️
「線対称な形」
遊びながら、算数センスが身につきます😉https://t.co/zr1Ahk2aIB pic.twitter.com/XVUAZfhXAG
学研さんのこの投稿をみると、図形図鑑との違いが一目瞭然です。
まさしく幼児向けに可愛らしく作られ、動物などのイラストもありますね。
これは算数図鑑とは大きな違いです。
図形が得意だと算数も得意な子が多いですが、このようなビジュアルの本なら楽しく図形を学ぶことができそうです。
図鑑を長く使ってほしいという親御さんにとっては算数が網羅された「算数図鑑」がおすすめですが、まずは算数を楽しんでもらいたいという土台作りなら、「図形図鑑」もいいですね。
その他の気になる算数本
楽しく学びながら自然に算数の力が身につくのが理想です。
それを助けてくれるであろう人気の算数本も一緒にご紹介しておきます。(健忘録もかねて)
算数なるほど大図鑑
算数トリビアがたくさん掲載されている「算数なるほど大図鑑」です。
口コミでは大人も楽しめるとの声を多数みかけます。
親子で算数雑学を楽しみながら、学びを深めていくのもいいですね。
フィボナッチ 自然の中にかくれた数をみつけた人
数の法則「フィボナッチ数列」をみつけた有名な人物の物語です。
小学校中~高学年向けと言われ”科学道100冊ジュニア”にも選ばれている1冊ですが、大人も楽しめるとの声もあります。
さわって学べる算数図鑑を楽しむ4歳息子
これは図形図鑑あるある?!
— まあや@5y&2y☆好きを育む子育て日記 (@mamamaaya_w) June 20, 2023
図形がテープで止められ閉じられない😅
この算数図鑑(学研)、お下がりなのだけど、幼児でも読みやすいのか時々開いては、台形とかをいつのまにか覚えていた。良書だと思う📚✨ pic.twitter.com/EMFrFwU4Ji
「算数図鑑」の対象年齢が何歳かどころか、「算数図鑑」の存在も知りませんでしたが長男が4歳の時にこの図鑑をいただきました。
もらってすぐの頃はそれ程開きませんでしたが、本棚に並べておくといつの頃からか手に取るようになりました。
そして、気づけば上記SNS投稿のように図形を組み立てたりして遊んでいます。
子供はしかけ絵本が大好きです。
この本もしかけ絵本の延長でめっくったり、引っ張ったり、折ったりを親しんでいたのかもしれません。
我が子をみるに、推奨されている対象年齢にかかわらず、文字がある程度読めるようになったら手元にあるとよいように思います。
図形に関しては、2歳頃には型はめパズルができるようになり理解が始まっています。
加えて3、4歳では”分けっこ”を日常会話で使用するようになり、「分数のページを見てみたらわかるかもよ?」とその場で図鑑に話を向けることができます。
幼児期にはすでに算数の会話が日常にあふれており、その時から「算数図鑑」と照らし合わせていくと”算数”に対する苦手意識は大幅に軽減しそうです。
ちなみにこの「さわって学べる算数図鑑」は、「偏差値40台から開成合格!自ら学ぶ子に育つ おうち遊び勉強法」でもおすすめの仕掛け絵本として紹介されています。
さわって学べる算数図鑑は試し読みできる?
「さわって学べる算数図鑑」について、購入前に試し読みしたい方には以下の2つの方法があります。
・絵本ナビ
・Amazon
絵本ナビ
年間2,000万人が利用している大人気の絵本・児童書の情報サイト「絵本ナビ」では、数ページ試し読みすることができます。
口コミもありますので、参考にしてみてはいかがでしょうか。
絵本ナビで無料ためしよみしてみるAmazon
Amazonの商品ページにも、「さわって学べる算数図鑑」全19ページ中8ページ程掲載されていたので参考になると思います。
もちろんこちらも口コミがあるので参考にされるといいですね。
「さわって学べる算数図鑑」で算数好きに!
学研の大人気図鑑「さわって学べる算数図鑑」についてご紹介しました。
「さわって学べる算数図鑑」は開いたり折ったり引っ張ったりと手や目を使って、体感的に学べる算数図鑑です。
推奨されている対象年齢は小学校1年生からですが、幼児(4歳、5歳)からでも十分に楽しめます。
算数図鑑シリーズで、「さわって学べる図形図鑑」もあり、こちらは幼児(5歳、6歳)向けです。
算数全般について学ぶことができ長く使ってもらいたいという方は「算数図鑑」がおすすめです。
まずは算数の入り口として図形を楽しむのも良さそうという方には、可愛らしいイラストも入った「図形図鑑」もあります。
ぜひお子さんの様子を見ながら合ったものを選んでみてくださいね。
どちらを購入されても、算数好きなお子さんに育つキッカケ作りに一役かってくれると思いますよ!
論理力や推理力・判断力を養う公文式知育玩具「スネークルン」の使用レビューも良かったら読んでみてくださいね!
こちら↓も大人気の本「かがくのお話25」のレビューです。
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