全前置胎盤、自己血貯血の記録。妊婦のひとりごと

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全前置胎盤と診断され、自宅近くの産院から大学病院へ紹介になり入院前に行ったのが自己血貯血です。

今回の記事では、私の2人目出産を控え行った「自己血貯血」の経過についてまとめました。

(というか日記を集約したものです)

自己血貯血を控える妊婦さんが安心して臨めるよう少しでも参考になれば幸いです。

目次
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自己血貯血までのながれ

自己血貯血のスケジュールのイメージ画像

妊娠31週のときに、通院していた産院から大学病院に転院になりました。

「前置胎盤」という診断が確定し、帝王切開は必須。

出産時には高確率で多量に出血する可能性があり、一般の産院では対応しきれないからです。

せっかく近場(車で10分弱)に産院があって良かったと思っていたのに、次回から毎回、40~50分かけて通院しなければいけないのかと思ったら嫌になりましたが、まずは母子の安全が第一です、そんなことは言ってられません。

大学病院への通院初日、前置胎盤にもいくつか種類がありますがその中でも一番リスクが高い「全前置胎盤」であると確認されました。

そして帝王切開となり自己血の貯血が必要である旨を簡単に説明されました。

合わせて、自己血貯血に向けて鉄剤も処方されています。

まあや

私は処方前のHb:10㎎/dlより少し高いくらいでした。

また、出血した際の対応については細かく説明を受け、自宅で安静に過ごすよう指示が出て、翌日より仕事も休むことになり、予定より早めに産休に入ることになりました。

約1週間後の妊娠32週、妊婦健診で受診。

ここで、自己血の同意書がとられ、早産の兆候や出血痕がないかも診察していただきました。

とりあえず、出血はしていないとのことで、一安心。

そして、1週間後はいよいよ自己血貯血です。

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自己血貯血1回目(妊娠33週5日)

自己血貯血1回目のイメージ画像

我が家から自己血貯血を行う大学病院までの道のりは車で50分程度。

自分での運転は控えるように言われていたので、車で30分程の場所に住む親に送迎を頼みました。

前回の通院での採血結果が問題なかったため(貧血など)、病院到着後そのまま自己血採取へ。

自己血は1回300mlを3回とるとのことで、今回はその1回目です。

私は過去に献血を10回以上行っておりそれほど血をとられることに抵抗はなかったのですが、それでも多少緊張はありました。

ですが、始まったらあっというまです。

血管も良いものがあったため、医師から「刺しやすくて助かるね」と言われたくらいで穿刺は1発で成功。

かなり順調に血液がひけたようで、10~15分程度で終わってしまいました。(きちんと時計は見ていませんでしたが・・・)

なかには、同じ採取量でも1時間もかかる方もいらっしゃるとのこと、だいぶ優秀だったようです!

ただ、やっぱり採血の時よりは針が太いため、穿刺されるときはいつもより痛かったような気もします。

特にめまいやふらつきなどが起こることもなく、その後はNST(ノンストレステスト)にて、胎児の心拍数等を確認。

Babyが元気に動いていることも確認でき、ほっとしました。

その後は、心電図と胸部レントゲン(腹部周囲はプロテクターで覆って実施)を行い、この日の検査はすべて終了です。

次も順調に血がとれるよう、しっかり食事で鉄分をとらなくては・・・。

もちろん内服忘れは厳禁ですね。

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自己血貯血2回目(妊娠34週5日)

自己血貯血2回目のイメージ画像

自己血採取1回目の1週間後に自己血の2回目採取を行いました。

鉄剤を内服する毎日ですが、まずは病院に着いて採血を行い貧血の有無について確認。

値が問題ないようだったので、予定通り今回も300ml貯血することになりました。

1回目の貯血時間について10~15分程度とお話しましたが、今回はきちんと時計を見ていました。

すると・・・10分どころか実際の血を引いている時間は5分程度で終了しました!ほんとうにあっというま。

諸々の準備に時間がかかっていたり、私も血圧が高いほうではないので、(自己血をとる前の血圧:89/47mmhg前後)採取後様子をみたりでプラスの時間はありますが、すぐに終わってしまったという感覚です。

この感じなら3回目も問題なさそうと思いながら、次は麻酔科外来で術中の麻酔の説明を聞きました。

そして今回もNST(ノンストレステスト)を実施。

 助産師さん(看護師さん?)に、

「赤ちゃん元気ですね」

「よく動いて、逃げられちゃうからうまく(心拍)がひろえないかも」

と言われながら、機械を装着されました。

今日もBABYは問題なくとっても元気なようです♪

その後は、手術についての説明を聞きました。

私が通院している大学病院では、月・水・金曜日が予定帝王切開の手術日として設けられているようですが、正期産に入る37週1日目で設定してくださったようです。

前置胎盤の場合は、陣痛がきてしまうとお腹が張って出血しやすくなるから早々に出産したほうがよいとのこと。

大学病院ですから他にも重症合併症の患者さんもいると思われますが、調整してくださりありがたい限りです。

それだけ、前置胎盤の出血は怖いと言うことですかね。

私自身、毎日もちろん気を付けて動いてはいるものの半月前と比べてもお腹の張りが悪化するような感覚もないので、よくわかりません。

半月前は

「(あと半月もしたら)もっとすぐにお腹が張るようになってしまうかもしれないから、今のうちにやれることはやっておかないと」

と思っていたのですが、実際はそれほど実感はわかず。

(ありがたいことですが・・・)

それもこれも、家族や両親が助けてくれているからでしょうね。

こんな時、やっぱり実家が近くにあってよかったと思います。

(私の実家も、夫の実家も車で1時間以内のところにあります)

正期産を超えるまであと少し、元気なBABYが産めるよう気を付けなくては。

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自己血貯血3回目(妊娠35週5日)

自己血貯血3回目のイメージ画像

2回目の自己血貯血より1週間後、予定通りに自己血貯血の3回目を行いました。

まあや

実は2回目から3回目自己血貯血の間に、出血があり緊急入院になってしまいました。

緊急入院の原因や、対応、入院した時の状況などについてはこちら↓の記事にまとめました。

そのため、今回の3回目の自己血貯血は入院中に行っています

ちなみに入院中ではありましたが、元々の予定していた日程で自己血貯血を行うことができました。

出血での入院のため、基本的に自室での安静指示のため自己血は自室のベッドで行っています。

その他の点では1、2回目の自己血貯血と変わったことはなく、今回も10分程度で終了。

場所が変わったからと言って特に、何かの準備に時間がかかったということはありませんでした。

ちなみに同日に下肢エコー(下肢に血栓がないか確認するため)はさすがに検査室で行いました。

ここからは自己血貯血から話がそれますが・・・

緊急入院時の胎児の体重が2600gあったのですが、その後二転三転し入院翌日は2100g、本日の腹部エコーでは2600gでした。

医師によると、前置胎盤の場合は胎児は小さくなりがちとのことです。

それにしても、腹部エコーを行う医師の匙加減(メジャーの当て方)で胎児の推定体重は多少変わりそうですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

妊娠・出産については他にも記事をまとめていますので宜しければご覧ください。

【私の妊娠・出産体験談】の記事一覧
長男
緊急帝王切開の体験談!忘れられない痛み、理由や流れを振り返る

次男
全前置胎盤で緊急入院した話。恐れていた出血が・・・
全前置胎盤の出産時期は37週でした。いよいよ帝王切開へ
【全前置胎盤で生まれた次男の経過】3~4か月健診が無事終わりました!

また、妊娠期の体重管理にはこちらが便利です。

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