*記事内のリンクには広告を含みますが、実際に調べた内容や正直にまとめたものになります。
ぜひご参考になさってくださいね。
小さじ1さじって計量スプーンの小さじかな?
小さじ1さじって書かれた本と、1さじって書かれた本とあるけれど、結局どれくらいの量なの?
こういったお悩みの解決でしたら、ぜひ今回の記事役立つことと思います。
生後5~6か月頃になるとはじめる離乳食。
どんな食材をどうやって与え、どんなペースで進めていけばいいのか迷みますよね。
そして、実際にはじまってもこれでよかったのか、なかなか食べてくれないと悩みはつきものです。
そんな悩みの一つに、離乳食の説明でよく使われている「小さじ1さじ」「1さじから」という言葉があるようです。 「小さじ1さじ」「1さじから」 ば計量スプーンの小さじを指すのか、それとも子どもが使うスプーンでの1さじなのか、さき程の表現だと分かりにくいですよね。
私は深く考えずに離乳食を進めていたのですが、周囲のママさんとお話していて迷いが生じてきたので改めて調べた経験があります。
そんな経験から、離乳食の「小さじ1さじ」「1さじから」についてまとめました。
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なぜ離乳食の始め方には「1さじ」という表現が多いの?ママたちを悩ませる理由は?
離乳食の本や説明分を読むと、「1さじから」という文言をよく目にします。
↑これは、ある離乳食アプリに書かれていた文章です。
”量のめやす:1さじから開始”と書かれていますね。
そして、こちらは自治体から頂いた資料の一部。
どちらも、「1さじから」という文章なので、何を指しているのか分かりにくい表現ですね。
“計量スプーンの小さじ(5g)1さじ”を指すのか、“離乳食用のスプーンで1さじ”なのか。考えはじめてしまうと、“ティースプーンで1さじ”というのもありえてしまいます。
こう紛らわしくなってしまうのは、おそらくこちらが理由かと考えられます。
厚生労働省から発行されている「授乳・離乳の支援ガイド」2019年3月改訂版では、“子どもの様子をみながら1日1回1さじずつはじめる”と記載があるのです。
こちら↓が実際に厚生労働省から発行されているものになります。
このように記載があるため、あちこちで離乳食の始め方として“1さじからはじめる”という文言が多いと考えられます。
そして、さらに混乱させてしまうのがこちらの文章。こちらも厚生労働省の同じガイドの異なるページ(32ページ)に記載されています。
(4)食品の種類と調理
ア 食品の種類と組合わせ
与える食品は、離乳の進行に応じて、食品の種類及び量を増やしていく。
離乳開始は、おかゆ(米)から始める。新しい食品を始める時には離乳食用のスプーンで1さじずつ与え、子どもの様子をみながら量を増やしていく。
こちらには、”離乳食用のスプーンで1さじずつ”と書いてあるのですが、実は2019年の改定前(2007年版)は上記の表同様に”1さじずつはじめる”という言葉しかなかったのです。
これにより、過去の育児本は「1さじずつ」のみや「小さじ(5g)1さじずつ」という表現が使用されているようです。
離乳食の「小さじ1さじ」「1さじから」の量ってどのくらい?
では、厚生労働省「 授乳・離乳の支援ガイド 」改訂版をふまえると実際に離乳食をはじめる際はどのくらいの量から始めたらよいのでしょうか?
<結論>
「1さじ」は計量スプーン1さじ(5g)、離乳食スプーン3~4さじと考える場合が一般的。少しから始めるということをおさえておけば、あとはその子のペースに合わせて多少変えてもよい。アレルギーが心配な食材は、離乳食スプーン1~2さじではじめるのもあり。
あれ?離乳食用のスプーンじゃなかったの?と思われた方も多いと思われます。
離乳食スプーン1さじからはじめるという説明もありましたが、やはり改定後の2019年3月以降のものでも計量スプーン小さじ1さじ(5g)というとらえ方が多かったです。
そして、今回この疑問の解決に役立ったのは「母子栄養協会」のサイトです。こちらでは、厚生労働省に問い合わせ確認をし、「離乳食用のスプーンによる1さじから」ではなく「離乳食用のスプーンを用いて1さじから」ということであって、これまで通り1日1回1さじからに変更はないようなのです。なんとも分かりにくい文章ですね。でも、これで計量スプーンで1さじ5gからの開始と理解してよさそうです。
そして、子どもは100人いたら100人違うようにそれぞれの個性がありますので、その子のペースに合わせて進めることが一番大切だということですね。
5g食べてもまだ欲しがったらあと少しあげてもいいのではないでしょうか。ただし、子どもの消化器官は未発達の状態なのであげすぎには注意が必要です。
5gより食べる量が少ない子も多いはずです。でも、最初はあくまでも食べる練習です。無理をせず、食事の時間を楽しみ嫌いにならないことが大事です。
また、アレルギーが出やすい食材(卵や牛乳など)については初日から多量にあげるのは心配なのでそのあたりは気を付けたほうがいいですね。初回は離乳食量のスプーンで1杯で様子をみるというのも1つだと思います。
参考:母子栄養教会https://boshieiyou.org/1sajinoimi
>>【離乳食初期】何が食べられるかがすぐにわかる!食材一覧まとめ
離乳食の「1さじ」はどのくらいの量なのか?のまとめ
離乳食で言われる「1さじ」は「計量スプーンの小さじ1さじ(5g)」と理解していてよさそうです。
戸惑いも多い離乳食ですがお子さんの離乳食の時期はあっというまに過ぎていってしまいます。
個々のペースを大切に食事の時間を一緒に楽しめることが何よりですね。
ちなみに離乳食の開始は「平日の10時!」これも言われるけれど、①病院に受診できる②生活リズムが整えやすい③毎日同じ時間にあげられる なら午後2時でもOK!
ママが離乳食を負担に感じすぎないのがベストです。
この記事が離乳食で悩まれるかたの参考になれば幸いです。
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