緊急帝王切開の体験談!忘れられない痛み、理由や流れを振り返る

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*記事内のリンクには広告を含みますが、実際に起きた内容を正直にまとめた内容です。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

今や2児の母、ですが我が家は第1子、第2子ともに正常分娩とはいかずそれぞれ語れるエピソードがあります。

第1子は緊急帝王切開、第2子は全前置胎盤(帝王切開)

どうして普通に産めなかったのか、確実なことは言えませんが思い返せばいろいろ後悔していることはあります。

妊娠を考えている方や、妊娠中の方、家族の方などと共有できると嬉しいです。

全前置胎盤の体験談についてはこちらにまとめていますので、よろしければこちらもご覧ください。

【第2子出産(全前置胎盤)体験談】
全前置胎盤、自己血貯血の記録。妊婦のひとりごと
全前置胎盤で緊急入院した話。恐れていた出血が・・・
全前置胎盤の出産時期は37週でした。いよいよ帝王切開へ
【全前置胎盤で生まれた次男の経過】3~4か月健診が無事終わりました!

目次
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原因は破水?まさかの41週で緊急帝王切開

水がしたたるイメージ画像

これは長男を出産した2018年のできごとです。

2018年の夏。

妊娠41週が経過し、私にも焦りが出てきた頃です。

夜中に陣痛があったのですが、10分間隔といった規則的なものにはならず朝を迎えました。

そして、その日の午後のことです。

妊婦によくある尿失禁をしたような感覚があり、トイレで確認したのですがナプキンには何もついておらず、気のせいかと思いそのまま過ごしていました。

そして2時間がたった頃です。

また尿失禁の感覚がありナプキンを確認すると、今度は目で確認できる程度の失禁がありました。

量としては、50ml程度でしょうか。

一般的に破水というと、洋服にしみるくらいにバシャッーと出ますが、そうならない少量の破水があることも理解していたので、破水ではないだろうと思いつつも念のため産院へ連絡しました。

産院から来院の指示があり車で向かいました。

自宅から15分程度です。

私が何事もないように歩く姿を見て

「そんなふうに歩けるなら、破水じゃなさそうだね」

と言われるくらいの状況でした。

ところがNST(ノンストレステスト)の検査が始まると、徐々に周りが慌ただしくなってきました。

どうやら胎児心音が低下しているようです。

そして入院が決定。

自室に案内された頃から、真夏だというのに悪寒がしてきました。

その年(2018年)の夏は特に猛暑だったにも関わらず、布団を全部かぶりエアコンを消しても寒さはいっこうにおさまりません。

体温を測ると、38度後半でした。

頭がボーっとしてきて、私の思考回路も破綻してきたところで帝王切開の話が出ました。

「陣痛も10分間隔になってきているから、このまま7~8時間(←少し記憶が曖昧です)もすれば産まれるだろうけど、胎児の心音も低下してきているため、帝王切開にしてしまったほうが良いでしょう」

と主人とともに医師から説明を受けました。

予期せぬ事態でしたが、ゆっくり検討している余裕もありません。

同意書にサインをし、すぐさま帝王切開の準備の開始です。

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麻酔は効いてるの?緊急帝王切開が痛い

麻酔注射のイメージ画像

私のかかりつけだった産院は、10数名の個室入院ができる田舎の小さな産院です。

予定の帝王切開なら提携の大学病院へ紹介されたり、今回も時間があれば大学病院への搬送もあったようでしたが今は夜中の0時頃です。

そのまま自院で帝王切開を行うことになりました。

帝王切開と言えば、下半身麻酔。

緊急とはいえ、全身麻酔になることはなく下半身麻酔+硬膜外麻酔で行いました。

麻酔を行い、効いているかのチェックをしてもらいます。

「これ冷たい?」なとど医師に聞かれ、その際は冷たくないように感じたためそう返答しましたが、大変だったのはこれからです。

「麻酔効いてそうだね」とのことでお腹を切開して手術の開始です。

高熱のせいか、とにかに寒気がとまりません。

看護師さん(助産師さん?)へ伝え、対応してもらいますがそれでも激寒いままです。

そして、次第にお腹の痛みも出てきます。

医師に「触られている感覚は残るからね」と言われていましたが、そういうレベルではないのです。

激痛でとうとう声を押し殺すのに耐えられなくなり、「痛いです」と仕切りに訴えました。

看護師さんには「体を起こすと頭痛が起きやすくなるから、横になっていてくださいね」

と何度も言われたのですが、どうにも痛さでじっとしていられないのです。

脊椎(腰椎)麻酔は、専用の細い針で硬膜を穿刺し、クモ膜下腔に局所麻酔薬を注入します。手術後に脳脊髄液がこの時の針穴から漏れ、脳圧が下降し、そのために激しい頭痛が生じることがあります。
若年者に太い穿刺針を使用した場合に多く、頭の位置を高くすること、脱水などで生じやすくなります。その発生頻度は低くはなく、5%程度とした報告もあります。経過は、特別な治療をしなくても、1週間程度で軽快します。
引用:脊髄くも膜下麻酔と硬膜外麻酔の合併症・偶発症 | 京都市立病院 (kch-org.jp)

おそらく私の声は手術室の外にも漏れていたでしょう。

でも、本当に我慢できない痛さでした。

まあや

次男出産時の腰椎麻酔時には、術中は痛みを全く感じませんでした。そのため、私の体質ではないと思っています。

何が原因でこのような痛みになってしまったのか、医師からの説明もないため、私の推測では発熱によるシバリングが原因ではないかと考えています。

【シバリング】
シバリング(しばりんぐ、shivering)とは、体温が下がった時に筋肉を動かすことで熱を発生させ、体温を保とうとする生理現象である。体が震えたり、寒い時に口ががたがた震えたりする。身震いするという意味の英語である。
引用:シバリング | 看護師の用語辞典 | 看護roo![カンゴルー] (kango-roo.com)

長男の産声が聞こえた時こそ、一瞬ほっとしたものの、長男の顔を近くに寄せてくれましたがじっくりと誕生にひたる余裕はありませんでした。

帝王切開が終わる頃には、痛みは少しずつ和らいできたように思います。

(鎮静剤を使っていただいたのか記憶に定かではありませんが)

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緊急帝王切開の産後

産後のイメージ画像

激痛と寒さとの闘いだった出産でしたが、産後はやはり恐れていたことが起きました。

お腹の痛みとともに襲ってきたのが、頭痛です。

きっと術中に上半身をかなり起こしていたことが原因だと思われます。(あくまでも私の推測です)

その後の頭痛は長い方は1週間程度で軽快する方もいるようですが、私の場合は3日程度でおさまりました。

帝王切開では会陰切開を行わないため、椅子に座ったりするのは問題ありませんが、やはりお腹の痛みは3~4日続きました。

お腹を切開しているのに3~4日で日常生活に支障がない程度に回復するのはすごいなあと思います。

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緊急帝王切開で医療保険適応に

お財布のイメージ画像

私は第1子出産当時、医療保険に加入していたため”帝王切開”になったことで医療保険が使えました。

1日当たり1万が支給され、手術費用として10万程度おりるコースに加入していたため、出産育児一時金と合わせて60万程の補助があり最終的には、5~8万程度のプラスだったように記憶しています。

のちに第2子を大学病院で出産(帝王切開)していますが、その時のほうが安く抑えることができました。

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第1子出産を振り返る

幸せのクローバーのイメージ画像

第1子の出産は当日まで全く予想していなかった帝王切開でした。

帝王切開の理由として、書類上は

「子宮内感染」「胎児心拍低下」でした。

個人的には1回目の尿漏れの感覚が「破水」だったのかなと思っていますが、医師から「破水」という言葉は一度も聞かれなかったため不明です。

破水の検査をしていたかどうかもよくわかりません。

そんなわけで経験上、

たとえ勘違いに終わってしまったとしてもいいから何かおかしいなと感じたら、すぐに産院へ連絡することをお勧めします。

私の場合、対応を間違わなければもしかしたら帝王切開にならずに済んだのでは?と今でも時々思うことがあります。

医師に尋ねたわけではないので、事実はどうだかわかりませんが・・・。

また、私は第1子出産時に里帰りをしていました。

特に例年に比べて暑い夏、実家と言うことでのんびりと臨月を過ごしていた私はほとんど運動をしていませんでした。

臨月に運動を行うことで、子宮口が開きやすくなると言われています。

明確な安産への効果は未だ不明ですが、37週を超えた当時にもう少し運動をしていたら良かったのではないかと思っています。

2児の出産を経て思うこと

赤ちゃんと手をつないでいるところ

そして今現在、2児の母となって日々情報を得る中で思ったことをまとめてみました。

30代で初産をむかえるなら、医療保険は入っておいてもいいのかなと思います。

私は、持病もなく健康体でしたが帝王切開になってしまいました。

そして、私の周りも持病に関わらず帝王切開で出産した人は意外と多いのです。

切迫早産や分娩遅延、逆子など理由は様々、友人・知人は高齢出産には該当していませんでした。

我が家は第1子、2子ともに医療保険が降りたので助かっています。

今後は出産予定はないので、第2子出産後に保険については見直し(解約)を行いました。

また、気にしすぎかもしれませんがトランス脂肪酸が妊娠や出産のトラブルを起こす説もあります。

私は洋菓子が大好きで、家にあるとついつい気が済むまで食べてしまう性格です。

第1子、2子妊娠時も、洋菓子はよく食べていました。

ストレスがたまるとコンビニスイーツにも手を出し、妊娠中無性に食べたくなった時は1週間毎日コンビニ通いをしていたこともあるくらいです。

カロリーは気にしているため、肥満でこそありませんがコレステロールは高めです。

トランス脂肪酸が妊娠と関係があるという事実は以下の本に記載がありました。↓

こちらの本には例えばこのような内容が記載されていました。

・食事の総カロリーのうち2%をトランス脂肪酸から摂取した女性は、炭水化物から摂取する場合より、排卵性不妊を発症するリスクが7割以上高まる
・オランダの研究で、へその緒の血液や血管に含まれるトランス脂肪酸が多いほど、誕生時の赤ちゃんの身長や頭囲が小さかったほか、妊娠初期の母体の血液中にトランス脂肪酸が多いと、誕生時の体重も少なくなる。

ちょうど私は第2子を希望していた時に無排卵月経となっており、一時治療を行いました。

仕事でストレスも溜まっていた時期でしたので他にも要因はあったかもしれませんが、トランス脂肪酸は避けるべき食品だと思います。

まあや

海外では、加工品にトランス脂肪酸の含有量が記載されている国もあり、日本はトランス脂肪酸に対する対応はゆるいと言われています。

昨今は、出産年齢が遅くなり不妊の問題も深刻化しています。

年齢が高くなればなるほど、添加物に暴露される期間も長くなるのが現実。

自分で意識し食品を選ばないとトランス脂肪酸も気づかないうちに摂取してしまっている可能性は高いです。

私も今でこそ食べるものは気を付けていますが、当時は体重が管理できていればよいと考えていました

(葉酸や鉄分は摂るようにしていましたが)

今振り返れば、トランス脂肪酸も避け、甘いものや加工品の選び方をもっと考えればよかったと思っています

これから出産をむかえる方の安産を願います!

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