*記事内のリンクには広告を含みますが、正直にレビューした内容です。ぜひご参考になさってくださいね。
2歳の息子と大人が一緒に楽しく読んでいる本をご紹介します。
絵本を読むのに飽きちゃった。
たまには大人も一緒に楽しめる絵本が読みたいな!
毎日読み聞かせを続けているとそう思われたことはありませんか?
私は時々そう思うことがあり、絵本棚には大人が好きな絵本も忍ばせています。
そして、読み聞かせで本を選ぶときにたまに「ママはこれがいいな」と伝えると読む時間を作ってくれることがあります。
時には、息子から
ママこの本好きだよね。これ読もう!
と言ってくれるのです。
そうして、子育て疲れを癒す絵本や自分も一緒に楽しめる絵本、考えさせてくれる絵本を読むと気持ちが切り替わりとっても気分がいいです。
今回ご紹介する絵本もぜひ参考にしてみてくださいね!
発想力がすごい!大人「コップってなんだっけ?」
子どもが生まれてから絵本にたくさん触れるようになり、私自身にもお気に入りがいくつかあります。
その1つが今回ご紹介する佐藤オオキさん著の「コップってなんだっけ?」です。
著者の世界に引き込まれてしまうとっても面白い構成になっています。
著:佐藤オオキさん
カナダ生まれの日本のデザイナー、建築家。デザインオフィス 「nendo」(ネンド)代表。
東京2020オリンピックの聖火台デザインを担当。現在は2024年運行予定のフランス高速鉄道TGVのデザインを手掛けており、2006年にはNewsweek誌「世界が尊敬する日本人100人」に、2007年にはnendoが同誌「世界が注目する中小企業100社」にそれぞれ選出された。
参考:wikipedia
おおまかなあらすじ
カフェオレを作る「スプーン」がないことから、コップが自分で中身を混ぜようとどんどん様相を変えていく物語
コップが自分で中身を混ぜようとどんどん様相を変えていく物語なのですが、その変化が面白いのです!!発想力に圧倒されてしまいます。
例えば、これはコップがコマになって自分で回っているところで、このあたりは序の口です。
その他にも、コップの口が2か所になって中で混ざるようにしたり、引き出しがついてクッキーがしまえたり、
そして・・・
だんだんコップの域を超えてきて、こんな巣箱になってしまったり。
本当にその変化が様々で面白いです。
なかなか普通の人には発想できないような世界が本の中に広がっています。
デザイナーの方が著者というだけあって、これを読めば子どもの想像力の限界も広がるかもしれません。そう思わせてくれる絵本です。
ちなみに、私が好きなシーンはこちらのキャンドルになったところです。
こんなキャンドルならありそうですけど、まさかコップからの連想とは・・・
本当に本の世界に引き込まれてしまいそうな瞬間です。
また、こちらのシーンもA型で整理整頓が好きな私はお気に入りです。
物語の中で本がたくさん増えてしまうのですが、それをしまうためにコップが薄くなって本棚にキレイに収まっている瞬間です。
なんとも見ていて気持ちいいです。
本題のコップの中身をどうやって混ぜるかはどこかへ話が飛んでしまっていますが…。それもまたいいですね!
そして、最後にはスプーンが見つかりお話は終わります。
ページ数がかなりあるのですが、購入当時2歳の長男も絵が次々と変わるため飽きずに最後まで読んでいました。
ページ数が書いていないので、不正確ですが63ページ程あります。
このページ数に2歳児が飽きずに最後まで読めるのだから、本の魅力が凄いのだと思います。
そして、読み終わったあとにもお楽しみが!
巻末(言葉が間違っているかもしれません)では、中身を混ぜたスプーンをどうやって汚さずに置くかの考察がまた始まるのです。
2歳時に購入していますが、これからも何回も読み返していく本だと思っています。
本当におススメですのでぜひ、チェックしてみてくださいね!
絵本で子供だけでなく大人も一緒に楽しいひとときを過ごすことができたら嬉しいですね。
絵本選びのご参考になれば幸いです。
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